あくまで天使です。


「何?あんた今からご飯買いに行くの?」


「購買にでも行こうと思ったが………やめとこうと思う」


先ほどの襲撃を思い出してか、ちょっぴり顔をしかめた。


くすっと笑いかけ、私はとある提案を思い出した。


「なんなら私の分けてあげようか?」


「えっマジでいいのか?珍しいじゃねえか。食い意地の張ったお前が飯分けてくれるなんざ」


「そんなこと言うんならあげないよ?」


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