あくまで天使です。


「………単純」


「………あっ、ちっ!」


負けを認めたようで気まずくそっぽを向いてしまった。


笑いをこらえず、ベリアルの前まで移動し腰を落ち着けた。


私は箸を使い、ミートボールを食べた。うん。冷凍食品。


「ていうか今日来るんだったら弁当作ってきたのに」


「俺はドッキリ派なんでな。お前の度肝を抜かれた阿呆面が見たかったんだ」


「ドSが………」


< 412 / 625 >

この作品をシェア

pagetop