あくまで天使です。


「ずばり」


ベリアルはここに妙な間を開け、びっしりと私の心臓部分に指を突き付けてきた。


「告白だ」


………告白?酷薄?刻薄?KOKUHAKU?


「こ・く・は・く!プロポーズ!愛の!求愛!求婚!」


うまく漢字変換できないオンボロ脳内変換機に苛立ってか、ベリアルが叩きつけるように叫んだ。


それにしても最後の二つぶっ飛びすぎ!


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