スターレディ物語
素は色鉛筆を走らせて、瞬きをした。


「これはパルフェかパフかマカロンかな……。マカロンだと、こっちのが……」


素は小さな声で呟いて、色を足す。


サンドイッチを食べつつ、一枚書き上げた。


「これはマカロンにしよう。夏にいいし」


素はページを捲り、ハンバーガーの残りをかじる。サンドイッチも残りが少ない事を知ると、メニューを見た。


「すみません」


店員がやって来た。


「ツナドッグ、チキンドッグ、チーズホットドッグ一つずつと、アイスティーを」


「かしこまりました」


素はページをじっと見つめて、色鉛筆を再び走らせた。


チラッと外を見て、再びノートに走らせる。途中でメニューが届いて、素はサンドイッチを食べ終え、チーズホットドッグをかじった。
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