お姫様だっこ
「いや…でも俺…」
「悪くないったら悪くないの!!鉄、菜帆の幸せ考えてあげてるでしょ?好きだけどチャント友達として菜帆を支えてあげてるでしょ?何も邪魔なんかしてないでしょ?だから菜帆も安心して鉄と友達でいれるんだよ?こんな優しくて強い人いないよ!!」
涙をボロボロ流しながら一人興奮して叫び続けてしまった。
「美優…もう分かったよ。ありがとうな…。また俺の為に泣いてくれて」
鉄は優しすぎだ。
「鉄は強いよ?菜帆もね、言ってたよ。鉄は大事な存在だから、フルのが辛かったって。でもチャントけじめ付けなきゃ鉄にも俊にも失礼だからって。菜帆の勝手で鉄を振り回しちゃうのは最低だから…鉄が菜帆から離れるのも覚悟でフッたんだって。でもね、鉄はそんな事あっても今までと変わらず接してくれて…菜帆の大事な友達だって喜んでた。涙流してたよ?」
「そっか…‥よかったぁー」
鉄の顔がみるみる明るくなった。
「だからね、菜帆は鉄を迷惑だなんて思ってないからね?」
「ありがとう。それだけ聞ければもぅ充分だよ。多分…一生、菜帆を好きだと思う。でも……ちゃんと好きな人見つけるから」
満面の笑みで鉄は言った。
鉄なら幸せになれるよ。
本当にそう思うよ。
頑張ってね!!鉄。