魔女の悪戯
ある日、魔女はいつものように鏡の中を観察していたが…。
二つの鏡に映し出されたものを見た魔女は、ニヤリと口角を吊り上げて笑った。
この性格の曲がりに曲がった魔女はすぐに二つの鏡を魔法で近くに呼び寄せて、
鏡と鏡をピッタリとくっつけ、魔法をかける。
鏡はもわもわとした光を発しながら、徐々に離れていく。
再び鏡に映し出されたものを見て魔女は、またニヤニヤと笑っていた。
「さあて、これからどうなるのか、楽しみだねえ。」