私はペットです。雌犬です。

「それより…はい。コレ、私から誕生日プレゼント」

「…ありがとうございます」


綺麗にラッピングされたプレゼントを原山さんから受けとる

もちろん、桜治スマイルで


「ファンからのも見たいです」


実は、原山さんが段ボールを持って入って来てから、気になっていた

プレゼントの山の頂上付近にある、見覚えのあるヘアゴムの付いたプレゼント

それが、気になって仕方がなかった


「だぁーめっ!私のを先に見てからね?」


あぁ…うざい
頭痛いのに、俺をイライラさせるなよ

コレを開けない限り、他のプレゼントには手を出させてくれないな

くそ、仕方がない…

< 88 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop