天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ
まぁ、何だかんだと卑猥な会話が飛び交ったが。

「もういい加減さぁ、周りの友達を安心させなよ」

溜息をついてショーナは立ち上がる。

「ヤキモキしてるこっちの身にもなりな?ストレスで胃潰瘍になりそうだよ」

「…すみません」

苦笑いしながら謝る啓太。

しかし、ショーナの気持ちは伝わってきた。

「僕も…勇気出してみます」

「偉い!よく言った!」

バンッ!と啓太の肩を叩くショーナ。

< 149 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop