俺はその時、どう行動するか。
…そうあれは1年前の冬だった。






俺は澪と一緒に薬品研究用の冷凍室にいた。



なんでも病院長の親父さんには許可を取ってあるとかで


西条寺グループの仕事を俺に見せたいと澪が言ってきたのだ。



てか俺べつに医療関係の仕事はわかんねーし、今思えば最初からおかしな話だった。





『澪~…寒いしさっさとここから出ようぜ』



俺は冷凍室で体を擦りながら澪を振り返る。


しかし…


『あれ?澪?』


いつの間にかすぐ傍にいたはずの澪がいなくなっていた。


そしてガチャンと冷凍室のドアが締まる音が…




『は…?澪?』


俺は慌ててドアに駆け寄るが、ノブを回すとなぜだか外から鍵がかけられていた。


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