俺はその時、どう行動するか。
「さ…猿とかい…猪も一緒に…温泉に入ってきた…りして」



「や…やだ…怖いこと…言わないで…ください…よ」



「じょ…冗談だよ…でも…なんかあったら…叫びな…よ?」



「わ…分かり…ました…でも…来るときは…ちゃ…ちゃんとタオル巻いて…きてください…よ」



「あ…あはは…当たり…前」





お互い寒すぎてもう何を言っているのかわからなかったが

とにかく何か喋らないと凍死しそうだ。





俺は震えながら衣服を脱ぎ、ついに裸になった。


ま…まじで寒くて死ぬ…!!






「じゃ…じゃあ俺…先に…入るから!」



俺はタオルをつかむと足早に移動して温泉側のドアノブを握った。





「わ…私も…は…入りますぅ~!」



向こう側では綾音も服を脱ぎ終えたらしい。


そして俺たちはこの寒さから逃れる為に同時に更衣室のドアを引いた。





―――ガラガラッ!


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