BLack†NOBLE
はやく怒ってこの国を出ていくと言えよ。それが一番良いんだ。
俺の顔など二度と見たくないと罵ってくれ。この国に、二度と足を踏み入れたくないと言ってくれ。
貴女は、まだ若い。そして類い稀な美貌の持ち主だ。
やり直しは、いくらでもきく。
俺から離れ日本で生活を続ければ、マフィアの抗争に巻き込まれ銃で命を狙われるような事もない。
「柏原、相変わらず嘘が下手ね。なんで、そんな事を言いたくなったのか理由を説明しなさい。
私は何があっても柏原を信じてるから」
やめてくれ─────
「柏原を愛してるわ。私以外の女に、柏原が愛してるなんて囁くはずがないわ」
「たいした自信だな。目の前に違う女を連れてきて貴女の前で愛してると囁いてやろうか?
何か誤解してるみたいだが、そういう所が貴女の一番面倒な所だな」
俺を貶し、怒り、喚き
嫌いだと叫んでくれ……
「できるわけないじゃない……柏原も私を愛してるわ」