とけないゆき
「ちっこいな。お前。」




八重歯を光らせてくしゃと笑われた。



「うるさいなあ。なんなの!?」



私は思いっきり腕をほどこうとした。


でも、


私の力じゃ振りほどけない。



「隙見せてっから悪いんだろ?」



くるっと回転させられ、高野の胸に私の顔が埋まる。


顔をあげると、高野の顔が数センチ前にあった。



急で耐えられなく恥ずかしくて


また顔を埋める。
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