意地悪同期にさらわれました!
そこには俺が付けたと思われる(まあ、俺以外にいないが)キスマークがペタリ。
「いいよな~、あんな美人とお楽しみなんてさ。
羨ましい限りだよ」
俺にはもう、達也の話を聞く余裕なんてない。
(おいっ!!)
口真似とジェスチャーで秋穂を呼ぶ。
(おい!あ、き、ほ!)
怪しい俺の仕草に彼女がフッと気付いた。
自分の首筋を指し示す。
「?」
秋穂は首を傾げて俺を見ている。
(こ、こ!か、く、せ!)
「……?」
……伝わらない。
ああ、そうだ、アイツは…
バカだったな。