意地悪同期にさらわれました!
やがて彼女はコンパクトミラーをデスクの引き出しから取り出すと、自分の首をそれに映して見た。
「!!」
彼女の顔が驚きの表情に変わる。
秋穂は髪を前に引き出してそれをサッと素早く隠した。
…ああ、やっと伝わった。
ホッとする俺を秋穂がキッと睨む。
…え。
怒って……ます……?
あれ…、彼女が何か言ってる…?
口の動きで読み取る。
(さ、い、あ、く!)
「………」
………まあ……いいけどね、別に…。
……何だよ……フン。