意地悪同期にさらわれました!

やがて彼女はコンパクトミラーをデスクの引き出しから取り出すと、自分の首をそれに映して見た。


「!!」

彼女の顔が驚きの表情に変わる。

秋穂は髪を前に引き出してそれをサッと素早く隠した。


…ああ、やっと伝わった。
ホッとする俺を秋穂がキッと睨む。

…え。

怒って……ます……?

あれ…、彼女が何か言ってる…?

口の動きで読み取る。

(さ、い、あ、く!)

「………」


………まあ……いいけどね、別に…。
……何だよ……フン。





< 194 / 212 >

この作品をシェア

pagetop