意地悪同期にさらわれました!
「…もし、そうだとして…、
君に何か迷惑かけるのか?」
俺が彼女から目を背けたまま、そう言うと有美子は信じられない事を言った。
「私…、東吾とよりを戻したいと思ってるのよ」
……は?
…今更…何だよ。
…有美子が好きで…夢中で追いかけていた。
やっと思いを受け入れてもらえて、大切にしていたのに。
彼女は証券マンとの見合いが決まった途端にアッサリと俺に別れを告げた。
そんな過去をようやく忘れて秋穂が好きだとやっと気付いたんだ。
…もう、お前に興味はねぇよ。
「言いたい事は、それだけ?
返事はノーだよ。
君にもう興味はない。
じゃ、戻るわ」