優しい手①~戦国:石田三成~【完】
誰かがまるで壊れ物を扱うかのようにして抱いてくれている。
心臓の音が耳に心地よくて、思わずすりすりと頬を摺り寄せると、びくりと身体が一瞬揺れて…そして、ぎゅうっと抱きしめられた。
「桃…」
「……んぅ?」
目を開けるとそこには優しく微笑む謙信のどアップが。
「け、謙信さ…」
「また酔って寝入っちゃったんだよ。いけない子だね」
乳香の香りが鼻をくすぐり、息を吐くと、口からするりと名前が出た。
「三成さんは…?」
「さあ、まだ宴を楽しんでるんじゃないかな」
「そなの?沢山…話したかったのにな…」
まだ酒の影響でふわふわしている桃の顎を取って上向かせると、唇が触れ合いそうな距離で謙信が囁く。
「もう何度私以外の男の名を呼んだのかな?私との約束、忘れてないよね?」
「あ…!え?えっと…呼んで…ません…」
「嘘はいけないよ。今すでに私の前で1度三成の名を言ったからね。口づけ1回貰おうか」
「あ…、んん…っ」
いきなり舌を絡めた強引なキスがまた思考を奪い、身体の力が抜けると…
耳の穴の中に舌が潜り込んできた。
「ん…」
「私は知っているんだよ…。もう夜伽の回数まで超えているでしょ?私は意外とやきもち妬きだからね、許さない…」
帯が外されて、桃の頬や首を謙信の髪がくすぐりながら唇が下降して思考を奪っていく。
「やめ、謙信さ…、やだ…っ」
「三成の名を呼ぶのだけは、許せない。ねえ、私の方が一歩先を行ってるの?それとも三成の方?」
「知らないっ、ぁ、や、駄目…っ!」
謙信の身体が覆い被さって密着してきた。
…固い感触。
さすがの桃も、それが何だかはわかっていて、ふるふると首を振ると、謙信がせつないため息を吐いた。
「君は今酔ってるものね。だから抱けない。これは夢だと思って、私に身を委ねてごらん」
「え…、な、に…あ…っ」
――謙信が布団に潜った。
そして…とり肌が立つほどの快感に意識が吹っ飛ぶ。
「桃…愛しているよ」
「謙信、さ…っ、ああ!」
真っ白――
心臓の音が耳に心地よくて、思わずすりすりと頬を摺り寄せると、びくりと身体が一瞬揺れて…そして、ぎゅうっと抱きしめられた。
「桃…」
「……んぅ?」
目を開けるとそこには優しく微笑む謙信のどアップが。
「け、謙信さ…」
「また酔って寝入っちゃったんだよ。いけない子だね」
乳香の香りが鼻をくすぐり、息を吐くと、口からするりと名前が出た。
「三成さんは…?」
「さあ、まだ宴を楽しんでるんじゃないかな」
「そなの?沢山…話したかったのにな…」
まだ酒の影響でふわふわしている桃の顎を取って上向かせると、唇が触れ合いそうな距離で謙信が囁く。
「もう何度私以外の男の名を呼んだのかな?私との約束、忘れてないよね?」
「あ…!え?えっと…呼んで…ません…」
「嘘はいけないよ。今すでに私の前で1度三成の名を言ったからね。口づけ1回貰おうか」
「あ…、んん…っ」
いきなり舌を絡めた強引なキスがまた思考を奪い、身体の力が抜けると…
耳の穴の中に舌が潜り込んできた。
「ん…」
「私は知っているんだよ…。もう夜伽の回数まで超えているでしょ?私は意外とやきもち妬きだからね、許さない…」
帯が外されて、桃の頬や首を謙信の髪がくすぐりながら唇が下降して思考を奪っていく。
「やめ、謙信さ…、やだ…っ」
「三成の名を呼ぶのだけは、許せない。ねえ、私の方が一歩先を行ってるの?それとも三成の方?」
「知らないっ、ぁ、や、駄目…っ!」
謙信の身体が覆い被さって密着してきた。
…固い感触。
さすがの桃も、それが何だかはわかっていて、ふるふると首を振ると、謙信がせつないため息を吐いた。
「君は今酔ってるものね。だから抱けない。これは夢だと思って、私に身を委ねてごらん」
「え…、な、に…あ…っ」
――謙信が布団に潜った。
そして…とり肌が立つほどの快感に意識が吹っ飛ぶ。
「桃…愛しているよ」
「謙信、さ…っ、ああ!」
真っ白――