王子様は生意気ルーキー!?

大河サイド

俺たちは4人でパレードが来るのを待っていた。

もうすぐ、今日が終わってしまう。

きっと今日が終わってしまったら、明日からは昨日と何も変わらない。

ましてや今日みたいにこうして、1日中一緒に居ることなんて無い。

今日が最初で最後なんだ.....。

そう思ったとたん思わず結愛の手を引いて走り出していた。

「一緒に来て!」

そういって走り出した俺に、結愛は凄く驚いた顔をしていたけれど。

俺は気にせずに走り続けた。

どれくらい走ったんだろう。

「大河?どうしたのっ?」

疲れて息の上がった結愛の声にハッとして足を止めた。

「......。」

「......っ。」
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