3年分のキス




その叶わぬ夢を、自ら壊してしまったのだ

わたしが耐えられないばかりに


自分の無力さにいい加減呆れる

そしてまだたかおちゃんのことしか考えられない自分に腹が立つ


知らず知らずのうちに
わたしは足取りを速めて家へと向かったのだった



ドアの前で鍵を出そうと鞄に手を入れる
でもなかなか見つからず、1分ぐらい立ち往生してから部屋へと入った

真っ先に向かった先は自分の部屋だった


教科書や参考書が散らばった机の引き出しを開けてあるものを探す

いつの間にかあたりには関係のないものまで散らばっていた




「…あった」



わたしがようやく手にとったのは茶色い封筒だった





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