3年分のキス
日曜日の昼下がり
あったかくて、陽だまりがリビングに降り注ぐ春の日だった
この日は蓮の仕事がお休みで
久々にふたりでゆっくりできる時間がとれたのだった
ふたりでソファーに座りながら
コーヒーを飲みながらゆっくり映画をみる
ゆったりとした、優しい時間が流れていた
「あ、終わった」
「ほんとだ」
みていた恋愛映画が終わり、エンドロールが始まった
わたしは蓮のほうをみて、どうする?と尋ねた
蓮はわたしの肩を抱く腕の力を弱めて
「とりあえず、コーヒーおかわりで」
そう笑った
わたしも微笑んで、キッチンへと向かったのだった