年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・
「麗奈さん・・・」


ボーっと立ち尽くす麗奈を
政文は複雑な想いで見ていた。



「政文?」


「は、はい!!」


「やっぱりお酒にしよう。」


「えっ!?」


「お酒を飲みに行こう!!」


麗奈はくるっと政文の方へ振り返り
ニコッと微笑んだ。



その麗奈のにこやかな笑顔が
政文には痛かった。


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