敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
「どういうことだ? 
ストレスって。

梓、お前、本当に何を
悩んでんだよ?」



さすがにこれ以上は
待たないという強い意志を
込めて、柊弥がジッと
あたしを見つめる。



――わかってる。

あたしももう、心は決まった。



というか結果的に、話さない
わけにはいかない状況に
なってしまったんだけれど。



「柊弥――今まで隠してて
ゴメンね。

自分でも戸惑いが大きくて、
柊弥にどう話していいか
わからなかったの。

でももう、ちゃんと話すから」


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