キスはおとなの現実の【完】
リダイヤルのボタンを操作していると、カズトさんがうしろから追いかけてきた。

わたしのことを追い抜くことなく、背中にむかって声をかけられる。

「ねえ、袴田さん」

わたしはケータイ電話をにぎったまま、カズトさんをふり返る。
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