キスはおとなの現実の【完】
こんな気持ちになれたのは、カズトさんとのキスのおかげだろうか。
わたしは再度口の味をたしかめながら、手のなかのケータイ電話を操作した。
リダイヤルから母を選んで電話をかける。
コール音が長く続いた。
こんな時間の電話はたぶんめいわくだろう。
けれど心配性の母がでたらはっきりと笑っていうんだ。
わたしは、ちゃんと大丈夫だって。
ほかの人にはなんてことない一夜のできごと。
わたしにとって、キスはおとなの現実の、たしかな一歩になったんだ。
おわり
わたしは再度口の味をたしかめながら、手のなかのケータイ電話を操作した。
リダイヤルから母を選んで電話をかける。
コール音が長く続いた。
こんな時間の電話はたぶんめいわくだろう。
けれど心配性の母がでたらはっきりと笑っていうんだ。
わたしは、ちゃんと大丈夫だって。
ほかの人にはなんてことない一夜のできごと。
わたしにとって、キスはおとなの現実の、たしかな一歩になったんだ。
おわり
