BE MY ANGEL
人々が呆然と二人を見守る中、美姫は目の前の男に抱きついた。


「タイリン、元気してたー?」


タイリン?


「おう。お前も可愛くなってーーー。化粧してるのか?」


そう言ってタイリンと呼ばれた男は美姫のパーマがかった髪を見て、チークの塗られた頬を撫でた。


そして美姫の大きくなったお腹を見た。


「それがリオか」


「うん!」


「トーリとヒデオから取って“リオ”か。いい名前だな」


トーリ?


「ねぇ、お茶して帰らない?」


美姫が突然提案した。
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