彼女の友達 友達の彼氏
「俺、前6組だった佐藤 和哉!よろしく^^」

「よろしくね^^!私は前3組だった山田 沙雪だよ!」

「山田さんって、何部?」

「バスケ部だよ!佐藤君は?」

「サッカー部だよ^^ってか、和哉で良いって!何か佐藤君て沢山いるじゃん?」

「わかった!和哉よろしくね♪」

他愛もない話をしていると、先生が入ってきた。

「皆ー!!席に着け!」

「俺の名前は、山下だ!これから1年よろしくなー!」

先生もいい人そうだしよかった。


今日は午前だけ授業で、放課後は舞と遊ぶ事になった。



プルルルルル プルルルルル

「はーい!舞です☆ …あっ!海斗?ごめん!今友達と…」

「舞!!いいよ!私も帰るところだったし!」

「本当?ごめんね!…海斗今から行くけどどこにする?…うん!わかった。」

本当は帰る予定なんて、これっぽっちもなかった。

「じゃっ!沙雪…本当にごめんね!今度またあそぼうね?」

舞と別れて歩いているとチャラくて、ガラの悪そうな男に絡まれた…。

「ねぇ~君~名前なんて言うの~?」

めんどくさい…

「暇ならさぁ、お兄さんと良い所行かない?☆」

ニヤニヤして、男は私の腕を掴んで引っ張っていく…

「止めてください!ホントに!帰るんで!!」

「そんな事言わないでさ~良い事しない?」

「放して!」

思いっきりチャラ男の股間を蹴ると走って逃げてた…が!

何と追いかけてきたのだ…

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