空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜












飛行船も去った
入道雲の空

その白い端が、オレンジ色に染まった頃





そろそろお腹も空くだろうし
声、かけた方がいいのかな…


そんな事を思いながら
予定通り、庭でイモを茹でていた矢先






思いがけなく、
ユウくんが起き出し、縁側に顔を出した







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