バニラ
「――んうっ…!」
「もう、ダメだな…」
恭吾の顔に、すでに余裕はない。
最初から余裕のないあたしは、そんな恭吾を受け止めるのが精いっぱいだ。
「理彩…」
耳元でささやかれる恭吾の声に、あたしの躰が震える。
「愛してる…。
もうこれ以上、ないってくらい…」
その瞬間、あたしの頭の中が真っ白になった。
行為後独特の疲れは、やはり気だるいものがある。
恭吾があたしを抱きあげて行った先は、お風呂場だった。
風呂用の小さな椅子に座らされ、脚を広げられたと思ったら、
「――んっ…」
敏感なところに恭吾の指が入ってきた。
「もう、ダメだな…」
恭吾の顔に、すでに余裕はない。
最初から余裕のないあたしは、そんな恭吾を受け止めるのが精いっぱいだ。
「理彩…」
耳元でささやかれる恭吾の声に、あたしの躰が震える。
「愛してる…。
もうこれ以上、ないってくらい…」
その瞬間、あたしの頭の中が真っ白になった。
行為後独特の疲れは、やはり気だるいものがある。
恭吾があたしを抱きあげて行った先は、お風呂場だった。
風呂用の小さな椅子に座らされ、脚を広げられたと思ったら、
「――んっ…」
敏感なところに恭吾の指が入ってきた。