バニラ
「そう思ってたの?

かわいいヤツ」

「えっ…?」

「確かに、理彩はかわいいよ。

猫みたいに一緒に連れてやりたいし」

「そう…なの…?」

「それに、俺に触れられるとなくだろ?」

……なかせてるのは誰ですか?

「だから、かわいいんだよ」

「ちょっと恭吾…」

「んっ?」

「家に、帰ろ?」


数分後、あたしと恭吾はリビングのソファーに座っていた。

何となく、軽く手を繋いで。
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