バニラ
「あんな男にストーカーされるなんて、無防備過ぎ」

しびれたような感覚が、あたしを襲う。

「ねえ…。

あたしって、恭吾の猫?」

「んっ?

どう言うこと?」

カプッと、耳を噛まれた。

「あっ…」

ジン…と、躰の中心がしびれた。

「だって…あたしは恭吾の猫なんでしょ?」

「かわいい、な」

「あたしって、恭吾のペット的な?」

気になって聞く。
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