大切な君へ





「微熱か~」

「私、学校行く!!」


ちょっと熱があるだけだもん。

大丈夫!


「具合悪くなったら、おれにいうこと。それができないんだったら、学校休め」

「できる!!」

「わかったから、ちゃんと言うんだぞ」


零くんは、心配性だなぁ。

私だって、もう高校生だから、自分のことはしっかりできるし!!


「じゃぁ、行くぞ」

「うん!!」


ちょっとまって…

行くぞって一緒に行くんですか!?

私、ひとりでも行けるし!!

子供じゃないんだし。


「ひとりで「だめだ。」
「うぅ…」


そんなはっきり言わなくても…

結局、2人で登校しました…

周りの目線が怖い…

私、何にも悪いことしてないのに…


「唯、おはよー」

「佳奈美~!!」

「昨日はごめんね…体調悪いの気づかなくて…」
「そんなこといいよ♪もう、元気になったし!!」





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