バスケより一番に



しばらく走っていると水沢先輩の後ろ姿が見えた。


「ハァ…ハァ…見つけ……」



やっぱり…



そこには水沢先輩と優真がキスをしていた。



「ハァ…」

俺は一人帰る事にした。




「何でもっと早く気付かなかったんだよ…」



この時初めて俺は水沢先輩の事が好きな事に気付いた。





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