バスケより一番に






そんな事を言っていたなんて私は全く知らなかった。



:
:
:
:






「……ん…」




……そうだ、私あの後寝たんだった…




窓の外を見るともう暗くなっていた。





「あら、起きたのね。」




「はい。
あの先生…部活ってもう終わっちゃいましたか?」




「えぇ、そうよ。
だいたいの人はもう帰ったわ」





じゃあもう留里とか帰っちゃったかな…







「あら、水沢さん。
お迎えが来たわよ」







もしかして留里かな?




ドアの方を見るとそこには…










「水沢先輩。
帰りますよ」





私のエナメルを持った小柴君がいた。












< 55 / 224 >

この作品をシェア

pagetop