戦国彼氏
「え…あの…それはどういう?」


「だッ…だから…私には浅井長政という素敵な殿方がいるから…あ!他にもいっぱい結婚したいって思うキャラもいるよ」





清ちんは私をマイナス40℃のような冷めた顔で見つめると、はぁーっと長い溜め息をついた。




「唯井…可哀相に。」


「え?」



「いやいや、何でもないさ。お前はずっっっっとアホなままがお似合いだよ。」



「なにそれ…………。」











清ちんには話さなかったけど、



もう一つ理由があった。




それは…


私は、“人”を好きになったことがないから―…




秘密だけど、ね♪



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