四竜帝の大陸【青の大陸編】
水色の瞳に。
刃物のような鋭さが。

「酷いんじゃない、これ」

それは一瞬。

「酷いよ、陛下」

セレスティスさんは。
両手で、顔を覆った。 

「セレスティス……俺はっ」 
「ふふっ……<青の竜帝>は2代にわたって、僕に意地悪ばかりするんだね」

銀の髪が、さらりと流れた。

「……すまない」

竜帝さんの声は。
いつもより低く、重かった。
 



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