最後の恋、最高の恋。


漫画喫茶生活は、早いものでもう3日目に突入していた。


漫画喫茶は思っていたよりも快適なところだった。

シャワールームだってあるし、もちろん漫画は読み放題、ネットもし放題、飲み物だって飲み放題で、ソフトクリームだって食べ放題。

ただ寝るスペースが狭くて布団がないから固い床で寝なくちゃいけないのが難点だけど。


ここ数日固いところで寝ているせいか、腰や背中が痛くて受付でじっと座っているだけでも結構つらいと感じてしまう。



「三浦さん、最近お弁当じゃないんですね?」


その日のお昼、いつもの様に藤田さんと食堂で一緒にお昼休憩をとっていると、私が食べている日替わり定食をお箸で指しながら何気なく聞いてきた。

“指し箸はダメなんだよ”と言おうとしたけど心の中に留めておいて、「ちょっとね」と言葉を濁す。


「なんだか三浦さん、変ですよ」


最近ダイエットを始めたと言っていたはずの彼女は、ハンバーグ定食のハンバーグにガッツリとかぶりつきながらそんなことを言う。
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