最後の恋、最高の恋。
お風呂に入ってあったまり、一週間ぶりにお母さんの料理を食べた私は、ふかふかのベッドにダイブした。
固い床で身体を丸めて一週間も寝ていたから、こうやって大の字にごろごろできるのが幸せに感じる。
夏の時とは違って、毛布も掛布団も敷いてあるベッド。
ここで頭を撫でられたんだっけ、なんて思ってしまう。
机の上にあるマグカップも、壁に掛けられている時期はずれなピンクのうさ耳パーカーも、すべてが彼に思考を繋げていく。
この部屋は、私が彼に恋しているのがすごくわかる空間で、苦しくなる。
でも、それ以上にこの空間がすごく好きだと感じる。
自分で思っていたよりもここ一週間の生活は疲れていたらしくて、そんなことを考えながら私の意識は自然と沈んでいった。