ジェフティ 約束
蛇口から溢れ出る湯で髪を流し石鹸をこすり付けると、とたんに赤黒い泡が流れ出した。シェシルが頭からかぶった返り血が髪にこびりついていたのだ。
湯気が血生臭くなり、風呂場に充満する。シェシルは泡だらけのまま風呂場の窓に手をかけて、半分だけ押し開き、戸口にいたラルフの手元を指差した。
「包みから私の服を出して、そこに置いといてくれ。新しいマントもな」
ラルフが床にしゃがみこんで、再び包みを探ると、一番下から子供用のサイズの服とマントが出てきた。旅用の分厚いなめし皮のブーツもだ。
「お前も早く洗って着替えろよ。じゃないと、あの飯屋のおやじ、中に入れてくれないからな」
シェシルはまだ石鹸でごしごしと髪を洗っている。
湯気が血生臭くなり、風呂場に充満する。シェシルは泡だらけのまま風呂場の窓に手をかけて、半分だけ押し開き、戸口にいたラルフの手元を指差した。
「包みから私の服を出して、そこに置いといてくれ。新しいマントもな」
ラルフが床にしゃがみこんで、再び包みを探ると、一番下から子供用のサイズの服とマントが出てきた。旅用の分厚いなめし皮のブーツもだ。
「お前も早く洗って着替えろよ。じゃないと、あの飯屋のおやじ、中に入れてくれないからな」
シェシルはまだ石鹸でごしごしと髪を洗っている。