ジェフティ 約束
「私だけカリシアに戻れと……」
シラーグは窓の外を見つめる。
「君は、何のためにここまで生きてきた。何かを変えたかったのではないのか。私の付き人は不本意だったろう。しかし、私は違う。この役目は私にしか出来ないんだ。君は自分自身の役割を果たせ」
アスベリアはただ黙って頷くと、シラーグの決意を受け止めた。
――自分の運命を変えるために、全てを捨ててカリシアに向かった。その結果、オレは今ここにいるんじゃないか!
しばらくして、太陽が頭上に昇り、埃っぽく乾いた地面を熱し始めた頃、村はずれからコドリスの兵士たちが小屋へと向かってくるのが見えた。兵士の背後に、引きずられるようにして連れてこられるルーヤの姿を確認すると、アスベリアは思わずうめき声を上げた。
シラーグは窓の外を見つめる。
「君は、何のためにここまで生きてきた。何かを変えたかったのではないのか。私の付き人は不本意だったろう。しかし、私は違う。この役目は私にしか出来ないんだ。君は自分自身の役割を果たせ」
アスベリアはただ黙って頷くと、シラーグの決意を受け止めた。
――自分の運命を変えるために、全てを捨ててカリシアに向かった。その結果、オレは今ここにいるんじゃないか!
しばらくして、太陽が頭上に昇り、埃っぽく乾いた地面を熱し始めた頃、村はずれからコドリスの兵士たちが小屋へと向かってくるのが見えた。兵士の背後に、引きずられるようにして連れてこられるルーヤの姿を確認すると、アスベリアは思わずうめき声を上げた。