ジェフティ 約束
――元はといえば、オレたちがルーヤに甘えていたんだ。もっと早くここから逃げ出していれば、ルーヤをこんな目に遭わせなくてもよかったのに。
「隠しても無駄だ。この娘がお前たちの素性を全て吐いた。抵抗はするなよ。この村の者たちが全員人質だということを忘れるな」
ルーヤは背中を強張らせ、弱々しく首を横に振る。アスベリアは唇を噛み、ルーヤの体を抱く腕に力をこめた。
「さて、どうしたもんかな。サズル殿下のところへ連れて行くか?」
「影武者はともかく、アスベリア=ベルンは生かしたまま連れてこいとのご命令だ。後の二人は拘束しておけ」
アスベリアたちは抵抗しなかった。剣を取り上げられ、その場で乱暴に縛り上げられた。農機具小屋から引きずり出されるようにして、三人は外に出た。目の前に広がる真っ白に乾いた大地が、太陽の光を浴びて眩しかった。
「アス……、逃げて」
ルーヤはかすれた声で呟く。
「逃げて……」
「隠しても無駄だ。この娘がお前たちの素性を全て吐いた。抵抗はするなよ。この村の者たちが全員人質だということを忘れるな」
ルーヤは背中を強張らせ、弱々しく首を横に振る。アスベリアは唇を噛み、ルーヤの体を抱く腕に力をこめた。
「さて、どうしたもんかな。サズル殿下のところへ連れて行くか?」
「影武者はともかく、アスベリア=ベルンは生かしたまま連れてこいとのご命令だ。後の二人は拘束しておけ」
アスベリアたちは抵抗しなかった。剣を取り上げられ、その場で乱暴に縛り上げられた。農機具小屋から引きずり出されるようにして、三人は外に出た。目の前に広がる真っ白に乾いた大地が、太陽の光を浴びて眩しかった。
「アス……、逃げて」
ルーヤはかすれた声で呟く。
「逃げて……」