もう恋なんてしない
どれだけ部屋に籠っていたんだろう。
気が付くと、おばあちゃんがお昼を用意してくれていた。


夕べの食事もそこそこに、今朝も何も食べてなかったから
思いがけないおもてなしに嬉しくなる。


「どうせ瑠璃は電車とバスを乗り継いで来るから時間がかかるし、先に済ませてしまいましょう。
何も無い所でごめんなさいねぇ」

そう言いながらもテーブルに並べられた手料理の数々。
素麺に、何品かの煮物、天ぷらまで用意されていて恐縮する。


おばあちゃんと二人で囲む食卓。


初めて会ったというのに、どこか歓迎されてる気がして思わず頬が緩んでしまう。


「瑠璃の彼氏さん、なのよねぇ?」


照れる…(///)


「僕は結婚を前提に、お付き合いを…」


恥ずかしかったけど、思ったままを話した。

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