もう恋なんてしない
「瑠璃ちゃん、倒れる前に眠れなかったって言ってたよね?
これも原因じゃないの?」
「あ…でも、あの時は緋笙流の事でいっぱいいっぱいだったし…」
「瑠璃ちゃんっ!!」
思わず大きな声を出してしまったのも許して欲しい。
「機種変しよう」
驚いて目を見開く彼女。
「いっその事、新しくしようか!
同じキャリアにすれば割引サービスもあるし、便利だろ?」
僕の提案に固まってしまったみたいで、こっちが焦る。
「お揃いの携帯って…憧れなんだけどな?」
「お揃い…?」
「ああ、色違いとかどう?イヤかな?」
ふるふると首を横に震わす仕草に、拒絶の色は見られなかった。
「瑠璃ちゃんはピンクがいいかな?白でもいいね。
でも…もし瑠璃色があれば、それもいいね!」
ほら、頷くんだ!
頼むからYESって言ってくれ。
「新しくすると…番号もアドレスも変わっちゃうんでしょう?」
「番号は、そのまま使う事も出来るけど…。
携帯を変えるのは、そんなに問題?」
「問題では…ないですけど」
じゃあ何をそんなに気にしてるの!?
******
瑠璃色・・・濃い紫味の青
これも原因じゃないの?」
「あ…でも、あの時は緋笙流の事でいっぱいいっぱいだったし…」
「瑠璃ちゃんっ!!」
思わず大きな声を出してしまったのも許して欲しい。
「機種変しよう」
驚いて目を見開く彼女。
「いっその事、新しくしようか!
同じキャリアにすれば割引サービスもあるし、便利だろ?」
僕の提案に固まってしまったみたいで、こっちが焦る。
「お揃いの携帯って…憧れなんだけどな?」
「お揃い…?」
「ああ、色違いとかどう?イヤかな?」
ふるふると首を横に震わす仕草に、拒絶の色は見られなかった。
「瑠璃ちゃんはピンクがいいかな?白でもいいね。
でも…もし瑠璃色があれば、それもいいね!」
ほら、頷くんだ!
頼むからYESって言ってくれ。
「新しくすると…番号もアドレスも変わっちゃうんでしょう?」
「番号は、そのまま使う事も出来るけど…。
携帯を変えるのは、そんなに問題?」
「問題では…ないですけど」
じゃあ何をそんなに気にしてるの!?
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瑠璃色・・・濃い紫味の青