もう恋なんてしない
「私っ、帰る!!」

突然叫んで支度を始める女性。

えっ!?
帰っちゃうんですか?

「ほらほら、早苗さんのお帰りですよ?
早川さんも柏木さんもお見送りしないと♪」

にっこり微笑むミコト様・・・なんか怖いんですけど?


女性を乗せたタクシーが走り出したみたい。
ホッとした様子で戻って来る流星さんと柏木さん。


「瑠璃ちゃん、もういいよ。出ておいで」

ミコト様に呼ばれて、やっと部屋から出られた。


「え…瑠璃ちゃん?」

私の顔を見た瞬間、流星さんの顔色が青ざめた気がした。

< 76 / 369 >

この作品をシェア

pagetop