私が好きになった男は私が嫌いなヤンキーでした。
その後は、倉庫の中にある基本的には幹部以上の人間じゃないと入れない部屋でしゃべったり、最初は遠巻きで見てた倉庫の外の奴らとしゃべったりして、過ごした。
「おい」
「うーん?何、千里」
「お前そろそろ帰んなくって大丈夫か?」
コイツはどうやら、何度言っても『お前』呼ばわりを止める気は無いらしい。
って
「今何時?」
「9時半」
「あ~、マジか…」
あたしは別にまだ大丈夫っちゃー、大丈夫だけど…
由梨亜が大丈夫か?
ナルは賢矢いるから大丈夫だろうけど…
「帰んなら、送ってくけど」
「ちょっと待って、…由梨亜~!!」
「うーん?」
「あんた時間大丈夫?」
「…今何時?」
「9時半」
「ヤバい!何も言ってないから帰んないと!!」
「…だそうだから、今日はもう帰るね」
「ああ、じゃあ送ってく」
「由梨亜、送ってくれるって」
「マジ!助かる」
「…行くぞ。暁、付いて来い」
「ああ」
「ありがとう!千里君!!ナルは帰んないの?」
「うん。あたしは、賢矢と帰んなきゃだから」
「そか、じゃあ先帰るね!!バイバーイ!また明日!賢矢たちも」
「バイバイ。また明日」
「「バイバーイ!」」
「バイバイ。茜、由梨亜ちゃん」
「バイバイ」