ロ包 ロ孝 2
「ああ峰晴さん。こいつはもうウチの人間なんで、そこいら辺で勘弁して貰えませんか」
「なんだとぉ?」
背中の曲がった、気味の悪い薄ら笑いを浮かべた男が、2人の間に割って入る。峰晴は川合の襟首を掴んだまま振り返った。
「それに貴方はもうカタギの人間だ。組織の者をこうもボコボコにされちゃ、立場が逆じゃありませんか。クックックッ」
峰晴はギリギリと歯噛みしながら男を睨み付けて言った。
「桜木ぃ、貴様。まだこの界隈に居残ってやがったのか……なんでまだマフィア面してんだ?」
ジェイの両親を殺した仇として討伐された墨刀だったが、抵抗を諦めた生き残り達は2度と組織に属さない事を条件に放免されたのだ。
桜木もその中の1人である。
「はい、お陰様で。ところで、カタギの峰晴さんにはもう関係ない事ですが、ティーファミリーもついにオシマイですね。クックックッ」
「んの野郎っ、そりゃ一体どういう事……だ……」
桜木に掴み掛かり、その襟を絞り上げた峰晴の手がゆっくりと放される。
彼の背中にはヒンヤリとした銃口が突き付けられていた。
「クククッ、さすがの峰晴さんも、飛び道具相手じゃ分が悪いと見える」
「きっ、貴様ぁ」
峰晴は身じろぎもせず、目前の小男を睨み付けていた。
「峰晴さん。口のきき方には気を付けて頂かないと困ります。貴方はもう組織の人間ではありません。
我々がカタギ風情にデカイ顔をされる訳にはいかんのですよ、クゥックックッ」
普通なら怒髪天を突く所だが、頭の切れる峰晴は冷静になって考えを巡らせた。
【ここはさっき桜木が言っていた事の真意を探って、ボスに知らせるのが先決だ】
「解りました。桜木さん、すいませんでした。先程言っておられた事はどういう意味なのか、教えて頂けないでしょうか」
「さすがティーファミリー随一の切れ者と言われた峰晴さんだけ有りますね。素晴らしい判断力だ。
私は頭のいい人は好きですよ? クックックッ」
桜木は峰晴に近付くといきなり彼の頬に口付けた。
「なんだとぉ?」
背中の曲がった、気味の悪い薄ら笑いを浮かべた男が、2人の間に割って入る。峰晴は川合の襟首を掴んだまま振り返った。
「それに貴方はもうカタギの人間だ。組織の者をこうもボコボコにされちゃ、立場が逆じゃありませんか。クックックッ」
峰晴はギリギリと歯噛みしながら男を睨み付けて言った。
「桜木ぃ、貴様。まだこの界隈に居残ってやがったのか……なんでまだマフィア面してんだ?」
ジェイの両親を殺した仇として討伐された墨刀だったが、抵抗を諦めた生き残り達は2度と組織に属さない事を条件に放免されたのだ。
桜木もその中の1人である。
「はい、お陰様で。ところで、カタギの峰晴さんにはもう関係ない事ですが、ティーファミリーもついにオシマイですね。クックックッ」
「んの野郎っ、そりゃ一体どういう事……だ……」
桜木に掴み掛かり、その襟を絞り上げた峰晴の手がゆっくりと放される。
彼の背中にはヒンヤリとした銃口が突き付けられていた。
「クククッ、さすがの峰晴さんも、飛び道具相手じゃ分が悪いと見える」
「きっ、貴様ぁ」
峰晴は身じろぎもせず、目前の小男を睨み付けていた。
「峰晴さん。口のきき方には気を付けて頂かないと困ります。貴方はもう組織の人間ではありません。
我々がカタギ風情にデカイ顔をされる訳にはいかんのですよ、クゥックックッ」
普通なら怒髪天を突く所だが、頭の切れる峰晴は冷静になって考えを巡らせた。
【ここはさっき桜木が言っていた事の真意を探って、ボスに知らせるのが先決だ】
「解りました。桜木さん、すいませんでした。先程言っておられた事はどういう意味なのか、教えて頂けないでしょうか」
「さすがティーファミリー随一の切れ者と言われた峰晴さんだけ有りますね。素晴らしい判断力だ。
私は頭のいい人は好きですよ? クックックッ」
桜木は峰晴に近付くといきなり彼の頬に口付けた。