こちらミクモ探偵事務所2

「なるほど……」

大体その辺の事は予想できた。
しかし、どういう経緯でアスピリンを口にしたのか分からない。

頭の中で物事を整理していると、斗南が倒れ掛かってきた。
慌ててそれを押さえる紘哉。

「斗南さん?大丈夫ですか?」

「……ダメかもしんない」

「そうですか……では、最後に一つだけ。
最近、弟瑠夢さんに変わったことなど起きませんでしたか?」

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