こちらミクモ探偵事務所2
「変わったこと……3日前くらいから……頭痛いとか何とか言ってたような……」
「そうですか。ありがとうございました」
紘哉は礼を言い、斗南から手を離した。
彼はソファに倒れ込んだ。
既に寝息が聞こえ始めてきている。
「頭痛か……あり得ない話ではないな」
紘哉はポツリと呟くと、ボイスレコーダーのスイッチを切った。
必要な証言は全て揃った。
後はロジックを繋ぎ合わせるだけだ。
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