好きだ好きだ、大好きだ。

「そ、そっか」
「おー。何か用あった?」

きっと私の言葉から、その姿を探していた事に気付いた彼が、小さく首を傾げる。

「あ、あの……えぇっと、だよ」

み、見ないで下さい。
そのキラキラした目で、私を見ないで欲しい。
だってホントに、その目で見つめられると、心臓がバクバクして顔もカーッとなるし。

1人あたふたする私をしばらく見ていた彼は“あ”っと短い言葉を発した後……

「またバッティング教えてもらおうって魂胆だな?」

そう言って、いたずらっ子のように笑ったんだ。

「……っ!!」

ねぇ、何その顔!?
可愛すぎるんですけど!!

「あれ? 違う?」
「う、ううん!! あ、合ってる!! あっ! でも邪魔じゃ、なければ……ですけど」
「くくくっ!!」
「……」
「いいよ。今ちょうど終わったとこだし」

肩にかけていたタオルを頭にパサッとかぶった彼は、そのまま手に持っていたドリンクをゴクゴク飲み干す。

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