好きだ好きだ、大好きだ。

く、悔しい。
でも、思いがけないラッキーチャンス到来!!

「ハナ」
「“はな”?」
「うん。タチバナ ハナ」
「ふーん。“ハナちゃん”ね」
「……っ」

もう、ダメだ。鼻血出そう。“ハナちゃん”だってさ。

――たった、それだけ。

それだけの事なのに、胸がキューーっとなってしまう私は、相当単純というか。
いつも亜矢ちゃんに言われている通り“純情少女”なのかもしれない。

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