恋愛ざかり
廊下に出ると、血がポタポタと垂れる。
何でこんな目に遭わなきゃ……
いけないわけ?
A組の前を通りすぎると、恭平と目があった。
すると、恭平は立ち上がり走ってきた。
『水麗!?大丈夫か!?』
かなり焦ってる様子。
当たり前だ。
目の前に血を垂らした人がいるのだから。
『氷室くん?教室に戻りなさい。』
成山が氷室を見る。
『いや、成山先生、大変でしょ?俺が水麗連れてくんで、先生は教室に戻ってください。』
うわ〜恭平の猫っかぶり。
『はぁ……わかったわ。氷室くん、頼んだわよ。』
成山はそそくさと戻っていった。