月を狩る者狩られる者
事件そのものもピタリと止まってしまっていたから、あとは情報収集に駆け回るしかないんだけど……。



「……これからどうするんだ? 最後の頼みの綱も、無駄に終わったぞ?」

重いため息をついてそう言う朔夜。



そうなんだ。

情報収集の甲斐もなく、十六夜のことは全く分かっていない。


朔夜の言う最後の頼みの綱も、午前中に調べたが無駄に終わった。


「……ど、どうしよう?」

苦い笑顔で聞いてみる。


はっきり言って、私にはもう手の打ちようがない。
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